2008年02月03日
たまには他チームの選手のことも。

がしかし。今回はレッズの選手がネタですwwwww
昨夜、11時からNHK教育で放送の「トップランナー」を視聴。
ゲストは鈴木啓太選手でした。
鈴木啓太選手といえば・・・言わずと知れた日本を代表する名ボランチのひとり。
浦和レッズの選手という点が癪に障りますがw、昨日の番組は「鈴木啓太」という一人のサッカー選手として見ることにしました。
1981年7月生まれの26歳。旧清水市出身で、東海大翔洋高からレッズ入団。以来レッズ一筋でプレーしています。
代表では、アテネオリンピック代表選考には残念ながらもれてしまったものの、オシム前代表監督に招集されてからはA代表の不動のボランチとして活躍中です。
さて、番組内での啓太選手の話から印象に残ったこと:
負けてしまった試合や勝ったとしても内容がともなわなかったときもあり、もちろん逆の試合も数多く経験しているのですが、どちらにしても、試合後1時間くらいは反省したり反復したりするけど、そのあとは「さ、ゴハン行こう」と切り替えることにしているんだそうです。悪かったとしてもよかったとしても、終わってしまった試合をいつまでも引きずっていても仕方ないからとのこと。どの試合にも波なく臨むために、悪かった試合はもちろん、よかった試合でも1時間くらいでリセットするんだそうです。
リセットのボタンはいつも「さ、ゴハン行こう」だそうで、他に楽しみ(の時間)がもてないぶん、ゴハンくらいはおいしいものを食べたいじゃないですか、には納得。
でも、今は遊べなくてもいいって思ってるんだそうです。しばらくはサッカー漬けでいいし、サッカーしたいと思うって。しばらくは、とは、あと数年ということのようでしたが、2010年ワールドカップまでの意味でしょうかね。
昨シーズンのJの試合からいくつかVTRが出て、そのときの自らのプレーの解説もしていました。同じような判断を、他チームの同じポジションの選手はしているのでしょうし、見る目を持つサッカーファンなら見ていてわかるのかもしれませんが、私などはド素人ですからいちいち「ほほう」と感心しきり。ただ、同じ判断ができるにしても、その早さや判断に基づくプレーの正確さなどが、選手としてチームとしての差になるのでしょうねえ。
番組を通じて強く感じたことは、啓太選手が精神的にとても落ち着いていて、大人だなあということ。
それから、昨シーズンはチームと代表でなんと64試合に出場したそうですが、これだけ出続けていられるということは、自己管理や体の手入れなんかをかなりしっかりやっているんだろうなあということ。だからなのかもしれませんが、ケガがないから出続けていられるのであり、その点は本当にすばらしい。(余談ですが、昨シーズンの終盤、うちとの試合で兵働と競ってまぶたの上が切れてしまうというアクシデントもありましたが、次の試合ではテーピングをして出てきましたね。)
オシム翁は、プロサッカー選手なら24時間サッカーのことを考えていろと教えたそうです。サッカー選手である・あり続けるために、なにをしたらいいか・してはならないか、サッカーだけでなく、普段の生活でもそうあるべしというのが翁の考えであり、啓太選手は強く共感して実践しているそうですよ。コンスタントに出続けていられる理由はここにもあるのでしょう。
わが息子がこうしているのを見て、ご両親はどんな思いでいらっしゃるでしょうね。←最近、なにかというとこういう目線になりがちな自分w。
